下記2店舗にて定価1500円(税、送料別)にて取り扱っております。

■タコシェ■ ■千石空房■ 


【INTERVIEW】

稲葉振一郎(社会倫理学者/明治学院大学教授)

「人文系ヘタレインテリのためのクールダウン・メソッド」

稲葉振一郎、通称「厨先生」。『マルクスの使いみち』『モダンのクールダウン』と新著ラッシュを迎えた啓蒙家が語るその思想と、
「人文系ヘタレインテリ」へ送るメッセージ。

  • 「厨先生」のできるまで
  • 「だめ萌え」を超えて 〜「オタクの遺伝子」
  • 仮想敵は東「動物化」論〜「モダンのクールダウン」
  • 人文系ヘタレインテリはいかに生きるべきか?

■木皿泉(脚本家/ドラマ『野ブタ。をプロデュース』『すいか』)

「野ブタ。パワーの注入法」

昨2005年、TVドラマ『野ブタ。をプロデュース』でドラマファンを驚愕させた男女ペアの覆面 作家に、
週刊 野ブタ。』のスタッフが突撃取材!4時間に渡るロングインタビューをほぼ完全に収録。

  • 「ふたりでひとつ」の脚本家の素顔
  • バブル批判ドラマとしての『すいか』
  • 今、明かされる『野ブタ。』企画秘話!
  • 『野ブタ。』に託したメッセージ ほか

■鹿島田真希(作家/『六〇〇〇度の愛』『二匹』『ナンバーワン・コンストラクション』ほか)

「虚無の向こう側へ、建築する意思へ」  

作家・鹿島田真希。寡作で知られる前衛小説の担い手が、昨2005年の三島賞受賞を機に次々と作品を送り出している……。
最新作にして第135回芥川賞ノミネート作『ナンバーワン・コンストラクション』を中心に、
鹿島田真希の「これまで」と「これから」を抉り出すインタビュー。

  • 「鹿島田真希」のできるまで
  • 「不在の中心」をめぐって 
  • 自著を語る 『六〇〇〇度』の廃墟から「建築」へ
  • 信仰と小説の関係について

■白倉伸一郎(東映「平成仮面 ライダー」シリーズプロデューサー)

「さまよえる“正義”をめぐって」

東映「日曜朝8時」を支えるプロデューサー・白倉伸一郎。
「子供番組」と「オタクの消費財」との間で揺れ、「正義なき時代の正義」に正義を語るジレンマを抱え、疾走する番組に込めた思いを語る……!

  • プロデューサーというお仕事
  • 「特撮ヒーローもの」は教育番組か?
  • 脚本家・井上敏樹を語る

【特集:ゼロ年代のオタク文化地図】

■竹田アニメの時代

『ガンダムSEED』シリーズから放映中の『BLOOD+』まで……。TBS竹田菁滋プロデューサー作品を徹底解剖!  

  • 竹田アニメクロスレビュー  
  • 座談会「竹田アニメの時代」

■平成仮面ライダーの正義

 東映・白倉伸一郎プロデューサーの談話を交え、放映中の『仮面 ライダーカブト』で7作目を迎える「日曜あさ8時」シリーズの魅力に迫る!  

  • 平成仮面ライダークロスレビュー
  • 座談会「平成仮面ライダーの正義」
  • 東映・白倉伸一郎プロデューサーインタビュー

■ライトノベル編集者匿名座談会

出版業界を震撼させる「ライトノベル」ブームと新規レーベルの立ち上げラッシュ……。
その実態を明らかにすべく、3名のライトノベル編集者が集結! 惑星開発委員会だからできる裏話満載の匿名本音トークが炸裂します。
これを読まずして「ライトノベル」を語ることなかれ……。
  

  • 売り上げから見る「ライトノベルブーム」の実態   
  • 小学館「ガガガ文庫」他、新規参入レーベルをズバリ採点!   
  • 出版業界「ラノベバブル」の裏事情   
  • 作家とイラストレーターの実態
  • ライトノベル作家になりたい人へのアドバイス   
  • 業界地図の変貌をズバリ予言!

■座談会「少年ジャンプの過去・現在・未来」成馬01×青木摩周×岩瀬坪野

■「オタクの終焉 〜批評とノスタルジーの不毛を越えて」  更科修一郎×宇野常寛(善良な市民)

『電車男』のヒット以降、現代の大量消費社会を象徴するスタイルの一つとして認知されていく一方で
、恋愛などのコミュニケーションからスポイルされたネガティブな存在としてのイメージが消費されていく「オタク」像……。
その身も蓋もない真実に、当事者であるオタクたちは何を考え、彼らが支えてきた「オタク文化」はどこへ向かっていこうとしているのか?
本誌スーパーバイザー更科修一郎と、本誌編集長宇野常寛(善良な市民)が徹底討論!

  • 「エヴァ」に葬り去られたオタクたち
  • 評論は老いた子供のノスタルジー肯定ツールに過ぎないのか?
  • 「動物化」の完成と「セカイ系」の閉塞
  • 東浩紀、本田透、岡田斗司夫……すべての評論は消耗品である!?
  • 終末観の無効化と新時代の想像力を考える
  • 「批評」というスタイルの終焉へ

【企画】

■サブカル聖地巡礼  

模索舎、ラピュタ阿佐ヶ谷、中野ブロードウェイ…。都内のサブカル・スポットを表紙モデルのかめちゃん(ぐしゃ人間)が案内します!

■愛と青春の惑星開発フローチャート2006  宇野常寛(善良な市民)×かかし朝浩

 質問に答えていくとみなさんのキャラ売りと妥当な自己像が! 自意識をこじらせたboys&girlsにささぐ決定版がここに登場。

■東明寺宗麟のカリスマ人生相談  

サークル研究の第一人者であるナチュラリストが、読者の「恋の悩み」に完全回答!
いじけパフォーマンスに夢中になっている非モテたちはこれで救済間違いなし。

■「善良な市民と転叫院のトリエント公会議」特別編  

90年代に活躍した評論家たちはこの10年でどう変説したのか?
新世代の評論家たちが口を揃えて唱える「教養」の正体は?初心者のために噛み砕いて解説する特別 編が登場!

■「PLANETS SELECTION 2006」  

映画、小説、漫画、テレビドラマ……この夏、惑星開発委員会がお勧めする作品30本を紹介!


【評論&コラム】


宇野常寛(善良な市民) 1978年生。ライター、編集者。 「Ζ(ゼータ)の墓標――私的富野“由悠季”論」

転叫院 1980年生。エンジニア。 「シニカルとアイロニーの「微小な」差異について」

faira 1978年生。サラリーパーソン。 「『ない』ものからはじまって、『ない』ものへと消えていく。」

青木摩周  1973年生。ライター。 「オタクと戦争(後編)」

中川大地  1974年生。ライター、編集者。 「昭和ノスタルジーブームの真相」

成馬01  1976年生。自称小説家。 「『ギャルサー』論 日テレ土曜九時枠はドラマの最前線か?」

犬山秋彦 1976年生。キャラクターデザイナー。 「都市化するショッピングモール 〜駅前再開発最前線」

五周  1982年生。平均的な社畜。 「僕たちの好きなスクールカースト――あるいは、そうだ、戦争へ行こう――」

菊池俊輔  1978年生。ライター、編集者。 「VIPブログ・炎上」

葦原骸吉  1970年生。ライター。 「オピニオン・リーダー商法入門 〜論客マーケティングの傾向と対策〜」

くろばく  1970年生。映画研究家。 「邦画ブームを斬る 〜その正体と今後の展望」

サナダ 1970年生。非オタ系作家。 「サークルクラッシャー列伝 第2回 「人を信じたいの」と彼女は言った 」

松岡 1981年生。代理店勤めのイラストレーター。 「"ヴィジュアル系"="shock rock"は"ジャパニメーション"になりうるか」

ガルシアの首 1981年生。流浪の図書館バイト。ごくまれにライター。 「『リバーズ・エッジ』の向こう側−岡崎京子という《神話》を越えて」

南野一信 1984年生。学生。 「目隠しと口封じ 〜佐藤竜雄について〜」

岩瀬坪野 1984年生。学生。 「ポスト・フジモトの少女漫画論(仮題) 」

かかし朝浩 1974年生。漫画家。

更科修一郎 1975年生。文筆業。 「漫画編集者は夕暮れに佇んで」

※その他、各種コンテンツを鋭意準備中! (内容は予告なく変更されることがあります)


PLANETS Vol.2

2006年8月13日 第1版第1刷発行(於 C70)

発行人:宇野常寛

編集人:宇野常寛

印刷所:株式会社ポプルス

責任編集:宇野常寛

企画:宇野常寛/転叫院/faira

編集:宇野常寛/転叫院/faira/中川大地/菊池俊輔/五周/成馬01

DTPデザイン:青木摩周 /Ben-K【弁慶堂】/touge

表紙写真:小倉弘道

表紙モデル:かめ(ぐしゃ人間)

表紙デザイン:犬山秋彦

告知サイト、フライヤー製作:松岡

イラスト:かかし朝浩/木本達朗/山寧 /犬山秋彦/松岡

スーパーバイザー:更科修一郎

協力:乙木一史、河村信 、東雲明日香、田川千晶、メル、ミッキー陳カス、味噌煮込みM田、たかのきょうすけ

A5サイズ:280ページ:1500円 第二次惑星開発委員会 wakusei2nd@yahoo.co.jp


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